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ピピッ──
通信を告げる軽い音が耳に入る。
パソコンを開き、通信画面を目にしたアスランは、一瞬にして身体を硬直させた。
「ッ?!な……」
見開いた瞳で見つめる先に浮かんだメールはキラからのもの。
『アスラン、黙っててごめんね。僕、シンと付き合ってるんだ』
「キ…キラ…これはどういう……」
アスランは額に冷や汗を浮かべながら画面を睨み合ったあと、ハッと思いたって部屋を飛び出す。
「カガリッ!」
「わ、な、なんだ、そんなに慌てて……」
勢いよく扉を開けて入ってきたアスランに、カガリが驚き、何事かと言いたげに顔をしかめた。
「キラが…キラがシンと付き合ってるって本当なのか?!」
「は?」
「今、キラからそうメールが来たんだ、一体どういうことなんだ、これは!」
「アスラン、落ち着け」
「落ち着いていられるわけないじゃないか?!」
「だから落ち着けって」
ひとりまくし立てるアスランにカガリがプッと吹き出す。
「カガリ?!」
「お前、今日は何月何日か知ってるか?」
「何日って…4月1日……あ」
カガリの言葉にアスランはハッとなった。
「エイプリルフールだ。って気付けよ、お前はホント、キラのことになると冷静さを失うよな」
呆然となっているアスランを見て、カガリが呆れたように笑う。
「でやっと気付いたところで、これ見ろ」
「え?」
カガリが自分の前にあったパソコンをくるりと向きを変えた。そこに映し出されたメッセージにアスランの目がまた大きくなる。
『アスラン、嘘ついてごめんね。僕はずっとずっと君のこと、大好きだから』
* * *
「──でね、そうやってメール送ってみたんだ」
「ちょっ、そんなメールしたらあいつ、間違がいなく飛んでくるじゃないですか?!俺、殺されます…!」
「大丈夫だよ、そう思ってカガリにもメールしてあるから」
キラはシンににっこりと微笑んで見せる。
「お見通しってわけですか?」
「まあね」
シンが呆れたように呟いた時、キラのパソコンからメールを知らせる音が響いた。
「あ、カガリだ。……『人のパソコンにこんな恥ずかしいメール送るなよな!あ、アスランがそっちに行くからよろしく』」
「え、アスラン来るんですか?!ヤバイじゃないですか?!」
「そんなことないよ、それも想定内」
「え?」
「だってアスランだったら、きっとたまらなくなってこっちに来るだろうなって。そしたら年度始めからアスランに会えるでしょ?」
「アンタって人は………」
エイプリルフールの悪ノリだったとしても、きっとお仕置はされるんだろうな──
(それでもアスランに会いたかったから)
キラはクスッと笑いながら、カガリに返事を打ちはじめた。
END**
エイプリルフール!ということで突発的に思いついたネタをいきなりすみません!突発的なので、こんな用意周到なキラ様ですが許してください…(´∀`;)
某CMに影響されてるんだと思われます(笑)
今日から新年度!久々のフリー(担任じゃない先生)なので、雑務がいっぱい!(゜Д゜;)
今日は溜まりに溜まった倉庫の整頓・ゴミ捨てに追われてました。
今年度は影のお仕事!ということでいろんなことに気がついて動けるように頑張りたいです〃
そんな掃除中に鳥の模型?が出てきました。捨てるっていうので、思わず勿体ない!と貰う←だから物が増える
そして緑と紫の小鳥を並べてみました。アスキラ(´∀`*)
妹に改造してトリィにすればいいとも言われましたがww
緑と紫は幸せの色です(* ´艸`)
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